会長あいさつ

全国私立大学就職指導研究会

会長 神山 正之

立教大学 キャリアセンター事務部長

本会は1986年の設立から第34期を迎えました。これまで会員各校の皆様方に積極的に研究会活動にご参加いただきましたこと、改めて御礼申し上げます。全国7地区で加盟大学の就職担当者が、学生の就職支援について課題の協議、情報の共有、合同での学生支援行事また企業採用担当者とのネットワークづくりを中心に、各地区の特色を活かしつつ研究会活動を行っています。本会はその各地区の取組を全国レベルで連携し深めることを目的とした組織として、セミナー、研究会、企業との交流会等の活動を行っています。


昨年秋に経済界から、就職・採用活動のあり方についての考え方が示されたことは皆さまもご存知のことと思います。その後、経済界、政府、大学等による様々な検討が続けられています。就職・採用スケジュール、採用方法のみに報道の中心がおかれるため、学生、企業関係者等の間で不安が拡がっています。しかし、今回の動きは今後の日本を支えていくための構造改革のスタートと見るべきだと考えます。国際社会の中で日本が経済活動を持続的に発展させていくために、多くの人材を送り出す大学にはそこで必要となる教育を、経済活動を担う企業にはグローバル化が進む社会での組織の在り方・雇用形態の多様化への対応等が求められています。Society 5.0時代また第4次産業革命に代表されるAI、ロボット、ビックデータ等による経済活動および働き方の変化、人生100年時代を迎える中での組織と個人の関係や、ライフステージの各段階において求められる能力の育成、人口の減少により約半数の都市が消滅可能性都市であることを代表する地域問題等など現在の日本社会には課題が山積しています。当然その解決には、産学官を交えた協議が必要であり、企業の組織の在り方の変化、大学教育の変化を伴うため直ぐに解決できる問題ではありませんが、国際社会で日本が輝きを維持するためには、解決は不可欠であり時間的猶予が少ないのも現実です。これらの解決への取組の第一歩が今回の一連の動きと見ることができます。10年後に今を振り返った際には、あの時が転機の端緒であったとなるのではないでしょうか。


そのような不確実な時代においても、採用・就職活動は継続されます。学生は先の経済情勢を見通すため様々な情報を得て進路選択をしています。これからも本会は研究会活動を通じて、また、企業のご担当者様との情報交換によりその一助となる活動を展開していく所存です。

令和元年5月17日

事務局

Fax 03-3985-2614

立教大学キャリアセンター内

〒171-8501

東京都豊島区西池袋3-34-1

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